練習を重ねた鵺踊りを披露する長岡中生=伊豆の国市の湯らっくす公園

 ■伊豆中央高弓道部も

 伊豆の国市長岡の湯らっくす公園で27日、「第54回鵺(ぬえ)ばらい祭」(実行委員会主催、伊豆長岡温泉旅館協同組合共催)が開かれた。多くの市民や行楽客が訪れ、市立長岡中生による鵺踊り、弓のデモンストレーション、豆まき・餅まき、芸妓(げいぎ)衆の踊りなど、新年の厄払い行事を楽しんだ。

 同市古奈に生まれたあやめ御前の夫・源頼政が、宮中に出没する妖怪「鵺」を退治したという伝説にならった招福の催し。頭が猿、胴体が虎、尾が蛇という鵺を退治する鵺踊りは、舞踊家・花柳衛樹さんが創作した踊りで、30年前から地元中学生が演じている。

 今年は男子5人、女子14人の1、2年生が、昨年12月上旬から練習を重ねて本番に臨んだ。生徒たちは、コミカルな動きもある踊りを2回披露。頼政と家来が大鵺を倒し、「妖怪鵺を射取ったり。エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げると、来場者から大きな拍手が送られた。

 頼政が弓の名手だったことにちなんだ弓のデモンストレーションには、初めて県立伊豆中央高弓道部を招いた。生徒たちが放った矢が的の鵺の絵に命中するごとに、拍手が湧き起こった。

 【写説】練習を重ねた鵺踊りを披露する長岡中生=伊豆の国市の湯らっくす公園