西井教育長(左)から表彰される熊切さん=伊豆市天城湯ケ島支所

 ■感想文・風景画コンクール 表彰行い、劇団公演

 伊豆市の「伊豆文学まつり」のオープニングイベントとして27日、湯ケ島地区で幼少期を過ごした作家井上靖(1907~91年)を顕彰する「あすなろ忌」(市教育委員会・井上靖ふるさと会・劇団しろばんば共催、伊豆日日新聞など後援)が開かれた。井上作品の読書感想文・風景画コンクールの表彰・発表や同劇団公演などを行った。

 井上の命日(29日)に近い1月の最終日曜日に毎年開いている。天城湯ケ島支所で開いた表彰式には、井上の次男・卓也さんも出席。「地域の皆さんの井上靖に対する愛に支えられ、長年続いていることが家族としてうれしい」と述べた。菊地豊市長は「湯ケ島地区が文学と温泉、自然を守ってもらいながら発展することを願う」とあいさつした。

 今回は感想文に641点、風景画に5点の応募があり、17点を表彰した。最優秀賞はじめ入賞した小中高生に対し、西井伸美教育長と同会の宇田治良会長が表彰状を手渡した。

 表彰式に先立ち、関係者は井上が眠る熊野山を墓参した。午後からは同劇団が、「幼き日しろばんば2019」を天城会館で披露した。

 コンクール入賞作品は伊豆文学まつり期間の3月3日まで、同会館に展示される。

 表彰者は次の通り。

 【感想文】小学生の部最優秀賞 熊切優那(天城6年)▽同優秀賞 塩谷徳啓(中伊豆6年)杉山水芳(天城6年)浅田唯愛(同)高橋希空(同)▽同ふるさと賞 浅田悠花(天城6年)▽中学生の部最優秀賞 笠神英花(筑波大付属2年)▽同優秀賞 笹尾優那(鎌倉女学院2年)稲田はなの(同)▽同佳作 有川玉緒(筑波大付属2年)面田真歩(同1年)葭葉恵(同)▽同ふるさと賞 山下夏樹(中伊豆1年)

 【風景画】最優秀賞 佐藤碧(修善寺中3年)▽優秀賞 斉藤廉人(修善寺東小5年)芹沢奏太郎(修善寺南小6年)▽佳作 新井佑梨(三島南高1年)

 【写説】西井教育長(左)から表彰される熊切さん=伊豆市天城湯ケ島支所