約1700万円をかけて計46基を寄贈した災害時用仮設トイレのパネル写真を手にする松村会長=三島市役所

 ■1700万円で車椅子対応型 「災害時に困らないように」

 三島市身体障害者福祉会(松村隆文会長、250人)は30日、市に災害時用仮設トイレ46基を寄贈した。市内にある小中学校や高校など23の指定避難所に2基ずつ設置し、万一に備える。

 洋式の車椅子対応型で、健常者も利用できる。備蓄や運搬にも便利なコンパクトタイプ(1基38万3400円)で、計1763万6400円をかけて寄贈。2基のうち1基は障害者専用とし、避難者の健康を守り、衛生面に配慮する。

 松村会長(72)は東日本大震災や熊本地震を挙げて「国内で大きな地震が頻発し、障害者がトイレを使えずにとても困ったという話を聞く。そうしたことがないようにしたいと寄贈を決めた」と語り、豊岡武士市長は「ハンディキャップのある人にはトイレは重要な問題。災害対策上も非常に重要で、心から感謝したい」と述べた。

 【写説】約1700万円をかけて計46基を寄贈した災害時用仮設トイレのパネル写真を手にする松村会長=三島市役所