年男、年女がまく豆に手を伸ばす市民や観光客=伊豆市修善寺の修禅寺

 「節分」の3日、三島・田方地区の神社や寺院などで豆まきが行われた。晴天で比較的気温が高かったこともあり、各地とも多くの住民らが詰め掛け、今年一年の厄よけや幸福などを願いながら豆を求めた。

 ■特設舞台で「福は内」 修禅寺

 伊豆市修善寺の修禅寺(吉野真常住職)は、同寺護持会(田口行央会長)が節分会(せつぶんえ)を行った。祈とうに続き、12~72歳の年男、年女29人が豆などをまいた。

 境内に設置した特設舞台の上から、年男・年女が「福は内」の掛け声とともに豆や紅白餅、5円硬貨、えとのマスコット、ミカンなどをまいた。集まった市民や行楽客は、「こっち、こっち」などとアピールし、手を挙げて福を招いた。

 豆まきの後は、福引で盛り上がった。参加者は300円で福引券を購入。吉野住職が揮毫(きごう)した掛け軸や色紙、商品券などが当たった。

 ■本堂から元気よく 広瀬神社

 伊豆の国市田京の広瀬神社(西島善正宮司)は、午後3時半から節分祭を行った。神事に続いて、72歳以上の年男と小野登志子市長、市議ら約30人が、本堂から元気よく豆をまいた。

 境内には開始前から、ビニール袋を手にした住民らが続々と詰め掛けた。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆や餅、5円玉、ミカンなどが投げられると「こっちにも」と手を伸ばして福を求めた。

 ■太鼓合図、「鬼は外」 三嶋大社

 三島市大宮町の三嶋大社は開運を祈る節分祭を本殿で行った後、境内中央の舞殿から豆をまいた。72歳以上の年男ら19人が、青色の大紋に烏帽子(えぼし)姿で、祈とうを済ませ、舞殿に向かった。

 宮司が四方にまいた後、太鼓の音を合図に年男らが「鬼は外」「福は内」と福豆やミカンをまいた。多くの参拝者が周囲を埋め、手を伸ばしたり、持参した袋を広げたりして、福を求めた。追難祭、鳴弦式の後にも豆をまいた。

 【写説】年男、年女がまく豆に手を伸ばす市民や観光客=伊豆市修善寺の修禅寺

 【写説】豆や餅を求めて手を伸ばす人々=伊豆の国市田京の広瀬神社

 【写説】舞殿で宮司がまく豆に手を伸ばす参拝者たち=三嶋大社