重岡さん(左から3人目)からブロンズ像を受け取る仲田会長=伊豆市のジオリア

 ■県高校駅伝67年ぶり優勝 韮山陸上部に特別賞

 伊豆新聞、熱海新聞、伊豆日日新聞を発行する伊豆新聞本社は25日、2018年度「伊豆賞」の表彰式を行った。ジオパークの普及に努め国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界認定にも貢献した伊豆半島ジオガイド協会に伊豆賞、67年ぶりに県高校駅伝男子の部で優勝し全国高校駅伝(都大路)でも19位と健闘した韮山高陸上競技部に特別賞を贈った。

 さまざまな分野で活躍したり目立たないところで功績を残したりした個人・団体をたたえる本社の市民顕彰。伊東市の彫刻家重岡建治さんが新作したブロンズ像と賞状、副賞10万円を贈呈した。

 ジオガイド協会に対する式は伊豆市の伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で開いた。本社の田中実社長が仲田慶枝会長へ賞状を授与。重岡さんは「自然と共に」と名付けた像を手渡し「大地から生まれた人物が、雨を願って手を上げている。自然の恵みや、自然と生きていくことを表現した」と説明した。仲田会長は「前会長の田畑朝恵さんと夫みなおさんのおかげ。今後ももっと住民にジオを知ってもらい、誇りに思ってもらう活動に力を入れたい」と述べた。

 特別賞の表彰式は伊豆の国市の同校で行い、いずれも3年生の小沢大輝君、小木曽竜盛君、河田太一平君と川口雅司監督、桜井祥行校長らが出席した。田中社長は「進学校で県大会優勝はまずない。見る人に勇気を与えてくれた。記録より記憶に残る走りだった」とたたえた。重岡さんはたすきを渡しているイメージで協力や和を表現した像「つなぐ」を手渡した。

 小沢君は「都大路を走りたいと誘い合って入学した。67年ぶりの優勝を決められたことは、自分の陸上人生の中で大きなこと。たくさんの人の応援を受け、楽しく都大路を走れて良かった」と笑顔で話した。

 【写説】重岡さん(左から3人目)からブロンズ像を受け取る仲田会長=伊豆市のジオリア

 【写説】特別賞を受けた韮山高陸上部の選手や関係者ら=伊豆の国市の韮山高