人生の転機となった出会いについて語る京谷さん=伊豆の国市の韮山時代劇場

 ■「事故も出会いの一つ」

 三島田方法人会青年部会(三田宏一部会長)は2日、創立30周年記念の新春特別講演会を伊豆の国市の韮山時代劇場で開いた。元Jリーガーで、車いずバスケットボール日本代表としてパラリンピック4大会に出場した京谷和幸さんが、「『絆』人生を変えたさまざまな出会い」をテーマに話した。

 京谷さんはプロサッカー選手になる夢をかなえた矢先の1993年、Jリーグ開幕半年後に交通事故で脊髄を損傷し、車椅子生活となった。「これまでに人生の分岐点となる出会いが四つあった」と語り、「サッカー」「車いずバスケ」「妻」とともに「事故」を挙げ、「直後は恨んだり悔やんだりしたが、今は気付きや学びを与えてくれた出会いの一つと思えるようになった」と説明した。

 さらに「人だけではなく、言葉や目にしたもの、聞いたものなどさまざまな出会いがある。それを察知し一つ一つ感謝することで、また新たな出会いがある」と話した。

 三田部会長は「京谷さんは失意のどん底から新たな夢を実現した。困難に遭った時、今日の講演が糧になることを願う」とあいさつした。

 【写説】人生の転機となった出会いについて語る京谷さん=伊豆の国市の韮山時代劇場