今後の展望などを話し合う関係者=伊豆市柏久保

 ■月額1万円でオーナーに

 伊豆市柏久保の伊豆箱根鉄道修善寺駅近くにあるツインズビルの空き店舗を、賃貸シェアスペースとして活用する取り組み「修善寺シェア」が始まった。家賃1万円(月額)でオーナー10人を募り、各オーナーが若者3人まで使用許可を出せる仕組み。異業種・世代間交流の拠点として、若者支援や空き店舗対策、地域貢献などを目指す。

 同ビルを所有する70代男性が空き店舗の活用方法を求め、市主催の「伊豆市未来塾」に参加したことがきっかけ。未来塾を企画運営するNPO法人サプライズや塾生仲間のサポートを受けてアイデアが生まれ、社会実験的な意味合いも込めて実行することにした。

 スタート・アップ・イベントを1日夜、現地で開いた。申し込みを決めたオーナーや使用者候補の若者、事業に関心ある市民、ビル所有者らが出席し、今後の展望や具体的な活用方法などを検討した。アドバイザーを務める同NPO代表の飯倉清太さんは「まだ何もないが、とにかく始めようとキックオフを迎えた」と話した。

 出席者からは「学生も使用するので安全面は徹底する」「使用者は面談で決めた方が良い」「オーナー10人は適正か」「規約作りから若者に関わってもらった方が良い」などの意見が出た。資材がそろっていないため、まずは椅子やテーブルなどを調達することから始めることを決めた。

 オーナー申し込みは現在6人で、引き続き募集している。問い合わせは市若者交流施設9izu(クイズ)〈電0558(99)9120〉へ。

 【写説】今後の展望などを話し合う関係者=伊豆市柏久保