完成したユネスコ世界遺産高校生会議の報告書などを手に持つ(左から)井原さん、鈴木君、工藤部長

 ■奉仕、交流など掲載

 伊豆の国市の韮山高写真報道部が参加した「2018ユネスコ世界遺産高校生会議in佐賀」の報告書がこのほど、完成した。部員たちが同会議で発表した内容をまとめた「世界文化遺産『韮山反射炉』における写真報道部としての取り組み」などが掲載されている。

 同会議は「地域から考える世界史」プロジェクトなどが主催し、昨年8月18、19日、佐賀県で行われた。明治日本の産業革命遺産の構成資産がある5県から6校が集まり、これまで活動してきたことを報告した。

 工藤奏多部長(2年)が編集責任者、鈴木翔馬君(1年)と井原弥咲さん(同)が発表者を務めた。生徒が行っている反射炉英語ボランティアガイドや地元に反射炉のある同校と萩高(山口県)との交流、保存活動など、同部の新聞で発信した反射炉に関わる取り組みを中心にまとめた。

 発表した2人は「先輩たちの活動を知ることができ、世界遺産を考える機会になった」「観光客が減っているなど、どこの高校も悩みを抱えていることがわかった」と振り返る。

 今後に向けて工藤部長らは「われわれの活動も含め、韮山反射炉を知ってもらえればうれしい」と話す。報告書は参加した各高校に配布した。

 【写説】完成したユネスコ世界遺産高校生会議の報告書などを手に持つ(左から)井原さん、鈴木君、工藤部長