委員会であいさつする辻村委員長=三島市役所

 ■事業進行や提案確認

 JR三島駅南口の東・西両街区でにぎわいと交流拠点の再整備を進めている三島市は7日、「第4回三島駅南口周辺開発地下水対策検討委員会」(辻村真貴委員長=筑波大学教授)を市役所で開いた。地下水調査結果や西街区の事業の進行状況、東街区の事業協力者の提案内容などを確認した。

 冒頭、辻村委員長は「三島市は地下水に対する保全と利用に関しては全国でもトップクラスの取り組みを行っている。委員会の議論は重要な位置を占めるので活発な議論、検討をお願いしたい」とあいさつ。市は三島駅周辺の地下水調査について、「西街区の工事による地下水の水位や水質などの変化はなかった」ことを報告。委員からは「工事後も継続的な地下水の調査は必要」「東街区の計画を検討する上で、より詳細な地盤調査をした方がいい」などの意見が出た。

 市は貴重な財産である湧水の保全に配慮した体制のもと駅前の再整備を進めていくことを目的に、同委員会を2016年に設置。委員は湧水・地下水保全に関する専門家や市民団体の代表者ら8人で構成している。次回の委員会は来年度に、東街区市街地再開発事業の基本計画案が作成されたころに開催を予定している。

 【写説】委員会であいさつする辻村委員長=三島市役所