バリアフリー観光について語る中村さん(左)=伊豆市の修善寺総合会館

 県は8日、東部・伊豆地区を対象にしたユニバーサルツーリズム研修会を伊豆市の修善寺総合会館で開いた。伊豆を中心に観光従事者ら約50人が参加。先進事例の講演を聴き、バリアフリー観光などについて考えた。

 講演第1部は、着地型バリアフリー観光案内を手掛けるNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(三重県)理事長で、日本バリアフリー観光推進機構理事長も務める中村元さんが、「集客売り上げ30倍を実現したバリアフリー観光の秘密」と題し語った。

 中村さんは、改装して集客を伸ばした旅館の事例を紹介し、「バリアフリー対応により、一般の利用も増える」と説明。理由として「地元の人たちも法事などで部屋を使う」「恥ずかしいからと旅行をしなくなる70歳以上の人たちが利用する」などを挙げた。

 第2部は、伊東市を拠点としたユニバーサルツーリズムを扱う青いかば旅行者の長谷川浩平さん・優子さん夫妻が「誰でもできる!バリアをチャンスに変える方法」をテーマに話した。

 【写説】バリアフリー観光について語る中村さん(左)=伊豆市の修善寺総合会館