記念碑を除幕し佐野地区砂防堰堤群の完成を祝う出席者たち。土肥桜や河津桜などの植樹も行った=伊豆市佐野

 ■報告会で記念碑除幕

 国土交通省沼津河川国道事務所は9日、伊豆市佐野地区で2014年から整備を進めていた「佐野地区砂防堰堤(えんてい)群」の完成報告会を開いた。藤井和久所長、菊地豊市長らが記念碑を除幕し、工事関係者と共に地域の安全・安心を守るコンクリート堰堤2基の完成を祝った。

 桜洞砂防堰堤(高さ8・5メートル、堤幅75メートル)と用ケ洞砂防堰堤(同7メートル、同31・5メートル)で、主に狩野川上流からの土砂や洪水氾濫を軽減する役割を担う。このうち桜洞砂防堰堤の効果量(貯砂量)は約7千立方メートルで、関係者は「一般的な25メートルプール約20杯分に相当する。狩野川砂防の整備状況としては、今回の2基を合わせて129基となる」と説明した。

 主な保全対象は住民の避難地となる地区集会所や、県道349号、周辺民家44戸。式典には約80人が出席し、藤井所長は「狩野川台風から60年。これからもミッションである地域の安全安心の確保、暮らしを支えるインフラ整備を強力に進めていく」とあいさつした。

 【写説】記念碑を除幕し佐野地区砂防堰堤群の完成を祝う出席者たち。土肥桜や河津桜などの植樹も行った=伊豆市佐野