「平塚らいてう賞」の受賞の喜びを語る青木教授=三島市役所

 ■「今後も関わっていく」

 三島市の日本大国際関係学部の青木千賀子特任教授がこのほど、「第14回平塚らいてう賞」を受賞した。

 ネパールの被差別集団の女性たちの地位向上を目指して取り組んだ活動が、「平塚らいてうの目指した女性解放や世界平和を現代に実践している」と評価された。

 11日は市役所を訪れ、豊岡武士市長に受賞を報告をした。青木教授は三島市男女共同参画プラン推進委会議の座長を10年にわたり務めている。

 青木教授は「賞をいただけたことを非常に光栄に思っている。今後もネパールの持続可能な開発をいろいろな形で関わっていきたい」と受賞の喜びを語った。

 豊岡市長は「ぜひ今後も女性解放、世界平和に尽力してほしい」と話した。

 同賞は日本女子大が平塚らいてうの卒業100周年を記念し、2005年に創設した。

 青木教授の研究テーマは「ネパールのダリット女性の地位向上とマイクロファイナンス(小口金融)の活動」。ダリットはヒンズー教のカースト制度の最下層に置かれた被差別集団で、青木教授は聞き取り調査を2009年から継続して実施した。

 調査だけでなく、所得創出のための活動も現地で行ってきた。

 【写説】「平塚らいてう賞」の受賞の喜びを語る青木教授=三島市役所