上空で元気よく泳ぐ住民らが持ち寄った122匹のこいのぼり=伊豆市の天城湯ケ島市民活動センター広場(旧湯ケ島小グラウンド)

 ■住民持ち寄り122匹 「令和」初の「こどもの日」―「活気あふれる場所に」

 新元号が「令和」に改まり、初めての「こどもの日」となった5日、伊豆各地では多彩な行楽イベントが催され、大勢の親子連れでにぎわった。伊豆市湯ケ島の元湯ケ島小を改修し、春にオープンした天城湯ケ島市民活動センターでは、有志が住民から集めた大小のこいのぼり122匹を広場上空にたなびかせ、端午の節句らしい風景をよみがえらせた。

 地元湯ケ島の清らか広場プロジェクトの主催で、6メートルから1メートル大の色とりどりのこいのぼりが住民から寄せられ、上空を元気よく舞った。中には家族3世代にわたって親しまれた60年前の立派なこいのぼりもあり、市民らが協力してクレーンで高さ10メートルまでつり上げることで、迫力ある光景が上空に広がった。

 「子どもたちが喜び、活気あふれる場所にしたい」と、歴史ある広場を活用した初めての企画。同プロジェクトによると風に当てることで、家庭に眠っているこいのぼりを守る「虫干し」の意味合いもあるという。

 メンバーの堀井和之さん(63)は「楽しんでもらえて良かった。子どもたちの元気な声を広場に戻すためにも、続けていきたい」と語った。

 【写説】上空で元気よく泳ぐ住民らが持ち寄った122匹のこいのぼり=伊豆市の天城湯ケ島市民活動センター広場(旧湯ケ島小グラウンド)