北条寺で見つかったモリアオガエルの卵塊=伊豆の国市南江間

 伊豆の国市南江間の北条寺(渡辺文浩住職)で、今年も県の準絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルの産卵が始まった。フジ棚に白い卵塊が1個ぶら下がっており、梅雨シーズンに向けて多くの産卵が期待される。

 2006年から飼育を始め、10年に初めて産卵を確認した。卵が流されないように専用の池を整備したり、その上に産卵用のフジ棚を設けたりして、成長を見守っている。周りにヘビ用の忌避剤を散布し、“天敵対策”にも取り組んでいる。

 卵塊は例年より早いという4月末に確認された。毎年10個ほどができる。渡辺住職は「県の準絶滅危惧種と知り、驚いている。2週間ほどでオタマジャクシが下の池に落ちる。このまま無事に育ってくれればうれしい」と話した。

 【写説】北条寺で見つかったモリアオガエルの卵塊=伊豆の国市南江間