狩野川のアユ釣り解禁(20日)を前に、狩野川漁協(田口友次組合長)は14日、試し釣りを行った。今シーズンは、昨年ほどではないものの遡上(そじょう)が活発で、好漁が期待されるが、川の減水が気がかりだという。

 試し釣りは嵯峨沢橋や田沢橋、宮田橋付近など8カ所で行った。32人が約1時間行った結果、合計150匹が釣れた。早朝から小雨が降ったが減水気味で、水温も15度程度とあまり良いコンディションではなかった。

 参加者からは「減水のため、いつも釣れる場所で釣れなかった」「群れた魚が多く、人影が見えると散って、どこにいるか分からない状態だった」という感想が聞かれた。同漁協は「これから一雨ごとに活性化し、縄張りを作っていくと思われる」と期待する。

 遡上は3月初旬に確認され、4月後半から活発になり、上流部では石の色が真っ黒という報告もあった。放流は合計4千キロの稚魚を放した。