6月の運用開始を目指し医師らが認識を共有した説明会=函南町保健福祉センター

 伊豆市と伊豆の国市、函南町は2019年度、田方医師会とタッグを組んだ初の糖尿病支援プログラムをスタートする。現場の医師と保険者の行政が、共通化したプログラムを通じて認識を共有することで、患者一人一人を総合的に支援する。

 「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」で、患者らの総合的な支援に役立つ「保健指導依頼書」や「精密検査連絡票」「診療情報提供書」を新たに3市町で作成。これらを活用することで、医療現場と行政がより緊密な形で患者のサポートができるようになる。

 具体的には従来と異なり、生活習慣の改善が必要と認められた患者らに対し、市町の管理栄養士が医師の指示やアドバイスの下で、よりニーズに合った的確な栄養指導を提供できるようになる。

 一方、糖尿病の未受診者や治療の中断者、重症化が懸念されるハイリスク者らに対しては、市町の保健師が自宅を訪問し、受診を勧めたり相談に対応したりする。

 6月からの運用を目指し、22日夜に町保健福祉センターで田方医師会の医師や看護師、事務担当者らを対象にした説明会が開かれた。現場レベルでの共通認識を図るのが狙いで、検討メンバーの杉山達郎医師(函南さくらクリニック)は「人工透析患者を少しでも減らすのが目的。あくまで行政のプログラムだが、現場の医師が協力して頑張らなくてはならない」と呼び掛けた。

 【写説】6月の運用開始を目指し医師らが認識を共有した説明会=函南町保健福祉センター