白ビワ狩りを楽しむ来場者ら=伊豆市小下田

 ■「糖度高くおいしい」

 伊豆市小下田の恋人岬に隣接する白ビワ園(伊豆市花木園)で26日、“幻のビワ”と呼ばれる白ビワ狩りが始まった。初日は天候にも恵まれ、県内外から約300人が訪れ、ビワ狩りを楽しんだ。

 同ビワ園は市が管理する3千平方メートルほどの敷地で約280本を栽培している。白ビワは果肉が白く果汁たっぷりで強い甘みが特徴。しかし、収穫時期が短く傷つきやすいため、市場には出回らない“幻のビワ”と呼ばれている。

 午前10時の開園前からたくさんの人が詰め掛けたため、受け付けを10分早めた。来場者はピンポン球ほどの実を採り、その場で味わった。東京都江戸川区の家族連れは「糖度が高くておいしい」、白ビワ狩りは7、8回目という三島市富士見台の家族連れは「スーパーでは買わない。ここでいつも1年分を食べている」と話した。

 昨年は裏年で1日限定の開園だったが、今年は表年で昨年の台風の塩害で実を付けない木もあったものの、たわわに実り3日間開くことにした。

 関係者は「初日は年々、行列が増えている。皆さんに知ってもらえてうれしい」と話す。6月1、2日も行う。ただし白ビワがなくなり次第、閉園となる。雨天中止。問い合わせは土肥支所〈電0558(98)1111〉へ。

 【写説】白ビワ狩りを楽しむ来場者ら=伊豆市小下田