■さらに希望1件

 伊豆市は新たな移住促進対策として、土肥地区に「お試し住宅」を開設した。市内への移住を検討している人が一時的に滞在し、風土や日常生活を体験することにより、移住促進を図る。菊地豊市長は3日に開会した市議会6月定例会の行政報告で「これまで2件の利用実績があった。ともに市内居住の意向を持ち、物件を探している」と話した。

 県沼津土木事務所の旧官舎をリニューアルし、3月に受け付けを開始した。2階建て3LDKの2連棟で、2組まで同時に利用できる。期間は2泊3日~6泊7日で、使用料は無料。申し込み後に面談やレクリエーションを行い、滞在中は計画書に沿って行動する。

 これまで、ともに神奈川県の家族が5日間以上、利用した。もう1件、申し込みが来ているという。移住する場所は土肥地区に限らず、市内全域が対象だという。

 菊地市長は「移住相談件数も、ここ数年増加傾向にある。新たにスタートしたお試し住宅を含めたPRを進め、相談件数や移住者数の増加につなげたい」と述べた。

 県内では賀茂地区の各町が、お試し住宅に取り組んでいる。

 問い合わせは市総合戦略課〈電0558(74)3066〉へ。