あいさつで日本遺産「箱根八里」の魅力発信について語る豊岡会長=三島市大宮町の三嶋大社

 ■国1で自転車活用実験

 三島市大宮町の三嶋大社で4日、「箱根八里街道観光推進協議会」(会長=豊岡武士三島市長)の2019年度総会が開かれた。箱根旧街道沿線4市町の官民団体から約45人が出席し、3カ年計画で推進している日本遺産事業の計画を確認。2年目として、箱根八里のさらなる活用を目的とした民間組織の立ち上げを検討していく。

 具体的には、地元の山中城跡や三嶋大社といった構成文化財保持者や、地域の観光ガイドらが、より連携を深めながら民間組織化を目指す。またサイクルツーリズム推進の観点から、秋の11月ごろをめどに国道1号での自転車を活用した社会(実証)実験も計画する。

 継続事業としては、箱根八里をPRするサイト開発やガイド育成、案内・誘導標識などの検討も盛り込んだ。

 同協議会は2016年に発足。三島市と函南町、神奈川県小田原市と箱根町の2市2町と県、商工観光団体で構成し、18年に文化庁の日本遺産認定を受けた箱根八里を“ブランド力の高い観光資源”として国内外に魅力発信する取り組みを続ける。3カ年計画の補助金は、計約7千万円。

 豊岡会長は「箱根八里は、日本を代表する街道。皆さんと手を携えて、地域や、観光交流の活発化につなげたい」とあいさつした。

 【写説】あいさつで日本遺産「箱根八里」の魅力発信について語る豊岡会長=三島市大宮町の三嶋大社