伊豆半島グランドデザイン策定の方向性などを審議した首長会議=伊豆市の修善寺総合会館

 ■来年3月決定目指す 「世界から称賛される地域へ

 第32回伊豆半島7市6町首長会議が10日、伊豆市の修善寺総合会館で開かれた。本年度中に行う伊豆半島グランドデザイン策定(見直し)の方向性などを確認した。

 伊豆半島グランドデザインは、伊豆を一体的・総合的に捉えた長期的視点に立った地域づくりの方向性を示す構想。同会議が提唱し、2013年に策定した。策定から5年が経過するとともに、首長の顔ぶれが半数以上代わったことを受け、昨年6月の第30回会議で見直しについて諮り、推進組織である美しい伊豆創造センター(美伊豆)の統合後に見直すことに合意した。美伊豆は3月末で任意団体を解散し、一般社団法人に一本化した。

 新しいグランドデザインは、基本的な考え方や目指す姿については現行を継承する。中期・短期において直面する課題の解決を図るための戦略と具体的な施策については、社会経済情勢の変化に対応した展開などが重要になることから、状況を勘案した中で時点修正を行う。今後は各首長の意見を聞きながら素案作成を進め、来年3月の決定を目指す。

 審議に先立ち会長を務める小野達也・伊東市長は「来年の東京五輪では、自転車競技開催地の伊豆市のみならず、伊豆半島全体で選手や関係者を迎える。グランドデザインの理念である『世界から称賛され続ける地域』に向けた契機と捉えたい」とあいさつした。

 【写説】伊豆半島グランドデザイン策定の方向性などを審議した首長会議=伊豆市の修善寺総合会館