最優秀賞の前田さん(左)と岩谷さん=松崎町環境改善センター

 ■スイーツは前田さん(神戸) 2部門で見た目おいしさなど審査 

 国産桜葉の生産量日本一を誇る松崎町で5日、初の「桜葉料理コンテスト」が開かれた。「料理」「スイーツ」の2部門で、1次審査(書類審査)を通過したそれぞれ7点がこの日の最終審査(実演審査)に進出。最優秀賞に松崎町の主婦・岩谷竹代さん(77)の「桜葉むすび2種ほか」(料理部門)、神戸市の会社員・前田弘さん(58)の「桜葉かほる、胡桃ゆべしのミルフィーユ仕立て」が決まった。

 プロ、アマチュアを問わず全国各地から料理部門に62点(うち町内22点)、スイーツ部門に38点(同10点)の応募があった。最終審査では、最優秀賞のほか優秀賞(2点ずつ)と入賞(4点ずつ)を決めた。評価の高かった計14の入賞レシピは今後、町が新たな「レシピ集」として冊子にまとめ、宿泊・観光関係などに配布。桜葉の魅力発信につなげる。

 コンテストは国産の塩漬け桜葉(葉、パウダー、ミンチなど)の使用を条件に実施。農林水産省が優れた才能を顕彰する「料理マスターズ」の受賞者や、斎藤文彦町長、県立松崎高の生徒らが▽おいしさ▽見た目・斬新さ▽香り−を基準に、出来栄えを審査した。

 岩谷さんは、おにぎりに塩抜きしていない桜葉を巻くことで誰が見ても桜葉料理と分かり、風味も具に負けていない点が高評価。現在、有料老人ホームでフランス料理を作っているという前田さんは「オブラートで包むことで、食べるときに桜葉の香りがふわっと広がるよう工夫した」と語り、受賞を喜んだ。

 【写説】最優秀賞の前田さん(左)と岩谷さん=松崎町環境改善センター

 【写説】料理部門最優秀賞の「桜葉むすび2種ほか」

 【写説】スイーツ部門最優秀賞の「桜葉かほる、胡桃ゆべしのミルフィーユ仕立て」