一生懸命に便器の汚れを落とす生徒たち=下田市の下田中

 ■伊東の学ぶ会が指導

 下田市立下田中(渡辺久志校長)の3年生約90人は8日、卒業記念の校内奉仕活動でトイレ清掃を行った。伊東掃除に学ぶ会(白鳥宏明代表世話人)の会員25人の指導を受けながら、3年間の恩返しの意味も込めて校内環境の美化に努めた。

 生徒たちは、清掃のこつを聞いた後、8班に分かれて作業を開始。専用の道具を使って便器にこびりついた汚れを落とし、ブラシで床をこすった。換気扇や水道の蛇口を取り外して洗い、磨くなどして約2時間汗を流した。藤井悠里君は「最初は抵抗があったけれど、きれいになるとうれしい。想像以上に大変な作業だった。トイレ清掃をしてくれる人に感謝したい」と語った。

 白鳥代表は「トイレを磨くことは人間性を磨くことにもつながる。労働の厳しさを学び、清掃者に対して感謝の念を持てるようになる」と話した。

 【写説】一生懸命に便器の汚れを落とす生徒たち=下田市の下田中