効果的な介護人材の採用方法について聞く福祉施設関係者=下田市吉佐美のみくらの里

 人手不足に苦しむ賀茂地区の福祉事業所の課題を検討する「賀茂圏域福祉人材確保セミナー」(社会福祉法人・梓友会主催)が9日、下田市吉佐美のみくらの里で開かれた。賀茂地区の約30施設から60人が参加し県担当者やコンサルタントから、地域の人材確保の現状や効果的な採用方法について話を聞いた。

 県担当者によると介護関係の有効求人倍率は2011~15年度、平均値が上昇し続け15年度は2・96倍に達した。団塊の世代が75歳以上になる25年に向け、さらに需給差が拡大するという。

 コンサルタント会社・スターパートナーズ代表取締役の斎藤直路さんが対策について講話。「求職者の不安を取り除かなければいけない」と述べ、求人広告の作り方などを指導した。研修や外国人活用についても話した。梓友会の川島優幸理事長は「移住・定住を伴う首都圏からの採用に取り組んでいる。地域の魅力を高めることも課題」と述べた。

 【写説】効果的な介護人材の採用方法について聞く福祉施設関係者=下田市吉佐美のみくらの里