こもを外され風に葉をなびかせるココスヤシ=南伊豆町奥石廊

 南伊豆町奥石廊で9日、春を告げる風物詩となっている県道沿いのココスヤシのこも外しが行われた。47本が3カ月ぶりに緑色の葉を風になびかせた。

 冬季の強風と塩害対策のため毎年実施している。石廊崎観測所では瞬間最大風速21・2メートルを記録する中、町から委託を受けた鈴木造園の作業員4人が脚立に登り手際よくこもを取り除いた。鈴木英美代表は「こもを外すと春が来るという感じがする」と語った。

 奥石廊のヤシは県グリーンバンク事業で1979年に植えられた。現在は県道沿いに320本がある。

 【写説】こもを外され風に葉をなびかせるココスヤシ=南伊豆町奥石廊