旧石廊崎ジャングルパークの解体工事が進む町有地。残る施設の向こうには岬西側の海が見える=南伊豆町石廊崎

 ■石廊崎区中心法人に運営委託 町が方針

 南伊豆町が石廊崎ジャングルパーク跡に整備する「石廊崎オーシャンパーク」のオープンが、2019年4月へずれ込む。当初町は17年度内の開園を目指したが、ジャングルパークの施設が想定以上に大きく工事が間に合わない。10日夜、石廊崎コミュニティセンターで開いた住民説明会で報告した。園の運営を石廊崎区を中心とした一般社団法人に委託する方針も示した。

 現場では施設解体と県道下田石廊松崎線からの進入路(幅員7メートル)の敷設が進む。大きな温室がまだ残っているが、進入路からは岬西側の海が望める。

 計画では乗用車100台と大型バス15台分の駐車場を整備し、約5千平方メートルの芝生広場を設ける。旧プルメリア売店の場所へデッキ付き施設を建設、土産販売やジオパークの展示を行う。県道との接続部分は環状交差点とする。本格開園前にも、初日の出などで仮オープンする。

 町は同区に、公園の指定管理者となる一般社団法人の立ち上げを要望。菰田一郎企画課長は「町は石廊崎に9億円以上をかける。専従の人を置き稼げる運営組織をつくり、余剰金が出たら町に返すくらいの気持ちでやってほしい」と述べた。

 住民からは眺望を害する樹木の伐採について質問があった。厳しい環境基準があるが、剪定(せんてい)は可能で梅本和熙町長は「昔の写真があると、ここまで切っていいと国へ説明しやすい」と過去の石廊崎の写真収集を求めた。心当たりの人は同区事務所〈電0558(65)0400〉へ。

 【写説】旧石廊崎ジャングルパークの解体工事が進む町有地。残る施設の向こうには岬西側の海が見える=南伊豆町石廊崎