笑顔でテープカットし新たな診療所の完成を祝う式典出席者たち=西伊豆町安良里

 ■町内2例目のCTも

 西伊豆町は13日、県第4次地震被害想定の津波浸水域外に新設・移転した、安良里診療所と同町消防団第2分団詰め所の落成式を同所で開いた。関係者がテープカットをし、住民の健康増進や防災の拠点となる新たな施設のスタートを祝った。

 いずれの施設も、安良里漁港から0・5キロほど内陸に位置する工場跡地に整備した。新診療所は、新たにコンピューター断層撮影装置(CT)を導入。木造平屋建て(延べ床面積273平方メートル)で、診察・処置室やレントゲン室などを備える。CTは町内2例目で、開院は4月を見込む。

 第2分団詰め所は鉄骨2階建て(延べ床面積451平方メートル)、地域の防災拠点の観点から災害・緊急時の避難所としても機能する。1階は自主防災倉庫や車庫、2階が会議室を兼ねた避難スペース。

 診療所の式典あいさつで藤井武彦町長は、「移転により、災害時の医療拠点としても期待される。新たなCTの導入で、住民のがんの早期発見などにも役立ってほしい」と語った。

 【写説】笑顔でテープカットし新たな診療所の完成を祝う式典出席者たち=西伊豆町安良里