仲間と協力して岩場に付いたヒジキを鎌で刈り取る住民ら=松崎町岩地

 春の到来を告げるヒジキ漁が13日、松崎町岩地で始まった。住民ら約40人が参加。午前に船で海の岩場に繰り出し、びっしりと付着した茶褐色のヒジキを次々と刈り取った。

 鎌を手にした住民らが、慣れた手つきで根元から収穫。その場で手際よく集めて麻袋に詰め、港に運んだ。刈り取ったヒジキは5、6時間ほど煮た後に天日干しし、市場に出荷したり、民宿や自家用にしたりする。

 岩地大網組合によると、今シーズンのヒジキは平均して25~35センチほどの長さで、生育状態は「やや不漁」という。同組合は「地元で採れるヒジキは品質の高さが自慢で、いろいろな所から需要がある。市場でも良い値段で取引されているので、たくさん付いてくれるとうれしい」と話した。

 【写説】仲間と協力して岩場に付いたヒジキを鎌で刈り取る住民ら=松崎町岩地