養殖したホタルの幼虫の選別作業を手伝う児童ら=東伊豆町大川

 東伊豆町の大川温泉観光協会(村上洋一会長)は14日、町立大川小の6年生4人を迎え、養殖したゲンジボタルの幼虫約千匹を地元の竹ケ沢公園に放流した。

 同協会は40年以上前からホタルの養殖に取り組み、町観光協会と協力して「ほたる観賞の夕べ」を開催している。幼虫は地域内にある専用の養殖小屋で、卵からふ化させ飼育している。

 放流を前に同日、体長2、3センチに育った幼虫を水槽から取り出す作業を行った。トレーに小分けし、餌のカワニナや細かい敷石が交ざった中から、割り箸で1匹ずつ丁寧に取り出した。

 ホタルの幼虫を目にするのは初めてという児童たちは「気持ち悪い」と声を上げながらも、「ホタルまつりのために頑張るぞ」と熱心に手伝った。

 今夏の第15回ほたる観賞の夕べは6月5~15日に開催される。竹ケ沢公園では自然繁殖したホタルも多く、シーズン中には数千匹が飛び交う。

 【写説】養殖したホタルの幼虫の選別作業を手伝う児童ら=東伊豆町大川