タケノコをボイルする巨大な釜と高橋専務=南伊豆町一条の工場

 南伊豆町の総合食品卸業・谷フーズ(谷雅彦社長)は4月1日~5月10日、一条の工場でタケノコの買い取りを行う。水煮に加工して首都圏で販売する。買い取りは今年で5年目で高橋秀年専務は「前年は1人で30万円分を持ち込んだ人がいた。タケノコが収入源になれば竹林整備も進む。目標は100トン、いくらでも持って来てほしい」と語る。

 買い取るのはその日に採れたモウソウチク。最盛期は1キロ当たり200円前後になる。前年は同町や下田市、河津町、東伊豆町などの150~200人が60トンを持ち込んだ。

 工場には400キロを40分で調理できる釜2基がある。水煮にして持ち込まれた翌日の午前中には、首都圏の店頭に並ぶ。高橋専務は「採れたものをすぐ加工するので風味がしっかり残る。南伊豆は土壌や日照がよく、京都に負けない良質なタケノコが採れ好評」とし「当社は首都圏に販売先が多くある。地域と共存共栄していく」と述べた。

 工場は一条竹の子村から車で約2分。問い合わせは同社〈電0558(62)1798〉へ。

 【写説】タケノコをボイルする巨大な釜と高橋専務=南伊豆町一条の工場