川沿いの桜並木の枝に俳句を記した竹短冊を取り付ける住民=松崎町大沢

 松崎町大沢区の住民が19日朝、同区の那賀川沿いの桜並木で竹短冊を取り付けた。「第72回大沢温泉桜祭り」に合わせ全国公募した俳句を揮毫(きごう)した約700本で、つぼみがふくらみ開花間近となった桜と共に、季節の風情と情緒を感じさせている。

 終戦直後から長年続く恒例行事で、今回は「春季雑」を季題に各地から116人が投句。昨年に続き、町立松崎小3~6年生や地元子ども会からも約180の投句があった。最高賞の松崎町長賞には新潟県の須田隆さんの「冴返る 鎮守の森の二拍音」が選ばれた。

 作業には住民約20人が参加。ソメイヨシノの枝をたぐり寄せ、一つずつ手際よく竹短冊をくくり付けていった。

 同区によると、桜は4月上旬にかけて見頃を迎えそうという。

 町長賞を除く入賞者は次の通り。

 町観光協会会長賞一席 柿崎宏子(三島市)▽同二席 土屋羊祐(伊東市)▽大沢区長賞一席 谷川稔子(同)▽同二席 菊間不二子(同)

 【写説】川沿いの桜並木の枝に俳句を記した竹短冊を取り付ける住民=松崎町大沢