東海汽船(本社・東京都)は6日までに、東伊豆町稲取―伊豆大島元町間で運航した定期航路の利用者数をまとめた。1月29日~4月2日の開設で8744人(速報ベース)だった。期間や運航経路が一部違うため単純比較はできないが、昨年の8925人を181人、2%下回った。一方で利用した団体の東伊豆町内宿泊は倍増し誘客に役立った。

 まとめによると、2月までが1割以上減少し3、4月は1割以上増加したが、全体で微減となった。2月のまつり来遊ピーク時に天候不良で欠航が重なったのが響いたという。

 同社や、誘客に力を入れる町の担当者は「総合的に見れば健闘したのではないか」と話した。また町では「定期航路を利用して町内に宿泊した団体が昨年の10から22に増え、大きく貢献した」と喜んだ。

 稲取発着の大島定期航路は、2003年に廃止されたが、町が再就航を働き掛け続け、昨年、大島椿まつりに合わせ高速船の季節運航が始まった。今年は春休み客も見込み、期間を延長した。