連載小説の内容を語る岡崎さん=下田市東本郷

 ■地元作家・岡崎さん執筆

 下田料理飲食店組合(沢地大吉組合長)と下田温泉旅館協同組合(土屋直理事長)が共同運営する観光情報サイト「伊豆下田100景」で25日、下田市吉佐美在住の作家・岡崎大五さんが市内を舞台に書いたグルメミステリー小説「伊豆下田料理飲食店組合事件簿」(全11話)の連載が始まる。飲食店の経営者らが実名で登場し、ある事件をきっかけにさまざまな人間模様を繰り広げる。5月からは毎月10、25日に更新し、1話ごとに100円で閲覧できる。同時に市内の書店や観光施設でも冊子として販売される。

 ■経営者ら実名で登場 25日から連載「魅力的な人柄注目」

 同サイト運営部の沢地寛之さんが今年1月、飲食店の雰囲気や従業員らの魅力を外部に発信することで地元をPRしようと企画した。A2判のポスターも2種類作成し、市内各所に掲示するという。沢地さんは「観光客だけでなく住民の方にも地元の店に興味を持ってほしい」と話した。

 岡崎さんは「登場人物それぞれの魅力的な人柄に注目してほしい。実際に店で提供される料理を食べる場面もあり、食べ方や旬の時季、調理方法なども交えて紹介している」と読みどころを説明。店の関係者と仲良くなって定期的に会いに来る観光客が意外と多いことを挙げて「小説を通して下田の人の温かい心に触れて、何度も来てみたいと感じてもらえればうれしい」と語った。

 【写説】連載小説の内容を語る岡崎さん=下田市東本郷