東伊豆町稲取の済広寺(長谷川令山住職)で巻き貝のように花びらが渦を巻くツバキ「九曲」が見頃を迎え、参拝者らの目を引いている。

 九曲は、台湾産、中輪の園芸種。日本ではあまり流通していない、という。同寺では長谷川住職(70)の幼少時にはすでに裏庭に植わっていた。「珍しい花なので境内で多くの人に見てもらおう」と7、8年前に別のツバキ2本に挿し木して大切に育てた。

 花は直径10センチ前後で、花びらが5周ほど渦を巻き開く。右巻きも左巻きもある。長谷川住職は「今年も見事に渦を巻いた。気軽に見に来てほしい」と話した。見頃は6月初めごろまでの見込み。問い合わせは同寺〈電0557(95)2737〉へ。

 【写説】参拝者の目を引いている花びらが渦を巻くツバキ「九曲」=東伊豆町稲取の済広寺