啓発用パンフレットを観光客(右)に配る伊豆漁協関係者ら=下田市須崎の爪木崎海岸

 伊豆漁協と下田海上保安部、下田署は30日、下田市、南伊豆町、西伊豆町の海岸で密猟防止の啓発運動を行った。同漁協役員らが、観光客や住民に協力を呼び掛けた。

 密漁者が増える大型連休に合わせて実施する恒例の活動。下田市須崎の爪木崎海岸では、関係者15人が「不審者を見かけたら下田海保か下田署に連絡して下さい」などと声を掛け、啓発用パンフレット約50枚を配った。

 加藤紀久夫専務理事は「密漁をしている認識のない観光客が多いことも問題。海の資源を守るため注意喚起を続けたい」と話した。

 同漁協管内では、伊勢エビやアワビ、テングサなどが漁業権対象種で、下田海保によると毎年20人前後が摘発されているという。

 【写説】啓発用パンフレットを観光客(右)に配る伊豆漁協関係者ら=下田市須崎の爪木崎海岸