県立松崎高の1年生72人が2日、松崎町の石部の棚田で「あぜ塗り」を体験した。青空の下、くわを手にした生徒たちが協力して作業に汗を流した。

 田植えの時期を前に、田んぼの保水力を高めるのが目的。地域体験学習「西豆学」の一環で、毎年実施している。町石部地区棚田保全推進委員会のメンバーが指導した。

 生徒たちは手分けして土をあぜに盛った後、くわの平らな部分を使って形を整えながら丁寧に仕上げていった。女子生徒の1人は「思った以上に力が必要な作業だと感じた。土の量を調節するのが難しかった」と話した。

 別の1年生はこの日、松崎、西伊豆両町の幼稚園や保育園、福祉施設などで「保育介護体験」に取り組んだ。

 【写説】協力してあぜ塗りの作業に励む生徒たち=松崎町の石部の棚田