事故の原因となった脱水機=下田市の敷根公園室内温水プール

 下田市は2日、市振興公社に管理運営を委託する敷根公園室内温水プールで、市内の小学2年生男児が更衣室の脱水機に右腕を巻き込まれ、上腕部を複雑骨折するなど重傷を負う事故があったと発表した。事故は4月28日午後5時ごろに発生し、ブレーキの故障が原因とみられる。下田署が業務上過失傷害の疑いも視野に入れ調べている。

 市と市振興公社によると、脱水機はふたを開けると10秒以内に自動停止する機種。昨年4月に導入したが、4カ月後にブレーキの不具合で保証交換した経緯があった。同施設では職員が週1回程度の安全点検を実施していたがマニュアルはなく、事故後の調査で自動停止するまで10秒以上かかることが分かった。

 同施設は、男女更衣室に脱水機を1機ずつ設置していたが両方とも撤去した。今後は置かないという。市役所で開かれた記者会見で、土屋徳幸副市長は「二度と繰り返さないよう安全管理を徹底する」と話した。

 【写説】事故の原因となった脱水機=下田市の敷根公園室内温水プール