120年に1度咲くとされるハチクの花=南伊豆町一条

 ■「枯れれば再生数年か」

 南伊豆町一条でタケノコ生産に取り組む「みなみいずたけ炭ひろば」(山本剛代表)の竹林30アールで、120年に1度とされる淡竹(はちく)の花が咲いている。竹は花が咲くと枯れるとされ、山本代表は「これだけ大規模な一斉開花は珍しい。近年各地で報告があり、全国へ波及するかもしれない。枯れれば再生に数年かかるのではないか」と不安を口にした。

 同団体の淡竹林90アールのうち3分の1が開花、イネと似た細長い黄緑色の花を付けている。近年香川県や京都府でも開花が確認された。山本さんは「過去の開花は100年以上前なので資料が少ない。再生に向けた対応がよく分からない」とし、大型連休明けにも専門家による調査を行うという。

 淡竹はイネ科の竹の仲間で直径10センチほど。5、6月にタケノコを収穫する。同町では南上地区などでも栽培されている。

 【写説】120年に1度咲くとされるハチクの花=南伊豆町一条