独創的なガラス芸術と視覚的効果にスポットを当てた「光と視覚の魔術」企画展=西伊豆町宇久須の黄金崎クリスタルパーク

 ■国内外作家が30点

 西伊豆町宇久須の黄金崎クリスタルパークで、新たな企画展示「ガラス造形−光と視覚の魔術」展が始まった。光の透過や反射といったガラスならではの特性と視覚効果を生かし、国内外の作家が巧みな技法で創り上げた独創性あふれる約30点を紹介。訪れた人たちの関心を集めている。10月4日まで。

 ガラスの特質を熟知した作家ならではの、多彩な造形表現を楽しんでもらうのが目的。今回は「光と視覚」に着目することで、屈折や映り込みなど、面白い視覚的効果を感じてもらう狙いもある。

 スロバキアの作家が光学ガラスを使って仕上げた「空間1995」という作品は、金属の箔や色ガラスの粉末を内包。透明度や光の屈折率が高いことに加え、面のカットを工夫することにより、眺める角度で表情や中の美しい模様が多彩に変化するのが特徴。

 上からのぞき込むと吸い込まれるような錯覚を味わえる日本人作家の作品や、プリズムの効果で作品から虹が現れる、チェコの作家の「ザ・インパクト」という印象的な作品もある。

 同施設は「ガラス素材の選択や加工法、展示する環境で自在に姿を変化させる“魔法”のような魅力をぜひ味わってほしい」と呼び掛けている。

 午前9時~午後5時。問い合わせは同パーク〈電0558(55)1515〉へ。

 【写説】独創的なガラス芸術と視覚的効果にスポットを当てた「光と視覚の魔術」企画展=西伊豆町宇久須の黄金崎クリスタルパーク