市民が気軽に集える居場所の設置を求め、市長に要望書を提出する小川代表(左)=下田市役所

 下田市のボランティアグループ「遊・VIVA!(あそびば)」ネットワーク(小川志津子代表)は15日、同市に「市民の居場所かつ交流・支援の拠点となる施設の開設に関する要望書」を提出した。福井祐輔市長は「少しずつ着実に進めていく」との考えを示した。

 同ネットワークは、2003年から地域の居場所づくり活動に取り組み、活動の柱である「一日移動児童館」を本年度で終了する。それぞれ仕事を抱え、年に6回程度しか開設できないことなどから、公設常設を希望している。

 こうした事情を踏まえ(1)赤ちゃんから高齢者まで、さまざま年齢、職業の市民の居場所となり、交流・支援の拠点となる施設の開設(2)その施設が整備されるまでの間、一日移動児童館に代わる、赤ちゃんから高齢者までが集える居場所の設置―の2点を求めた。理想の施設として函南町の「かんなみ知恵の和館」を示した。

 福井市長は3月定例市議会一般質問で、伊藤英雄氏から同趣旨の要望を受け、前向きな取り組みを約束。市は近く「下田子育て支援ネットワーク会議」を再開し、具体的に検討していく。

 【写説】市民が気軽に集える居場所の設置を求め、市長に要望書を提出する小川代表(左)=下田市役所