完成した手作りの勲章を披露する児童たち=下田市の白浜小

 ■黒船交流会で感謝の気持ち

 下田市立白浜小(山梨隆史校長、児童88人)は16日、黒船祭をきっかけに10年来の親交がある米国のスペンサー・W・バイナー氏(70)=ロードアイランド日米協会長=に感謝と尊敬の気持ちを伝えようと、手作りの勲章を作った。19日の黒船交流会で子どもたちが直接手渡す。

 バイナー氏は日米親善友好に貢献したとして、今春の叙勲で旭日小綬章を受章したが、勲章そのものは6月まで受け取れないという。それを知った同校が、黒船祭でバイナー氏の功績を多くの人に伝えることも含めて企画した。

 手作りの勲章は直径約8センチの八角形でカラーの折り紙とシールが材料。各学年の代表児童6人が昼休みに校長室に集まって、旭日小綬章に似せて計6枚を作り上げた。正田心優(しゆ)さん(6年)は「贈るのが楽しみ。米国に戻っても、勲章を見る度に白浜小のことを思い出してほしい」と声を弾ませた。

 下田ニューポートクラブの進士薫輝事務局長は「バイナー氏は子どもが大好きだから大喜びすると思う。これをきっかけに今まで以上に日本を好きになってほしい」と話した。

 バイナー氏は同協会長就任以来、黒船祭に参加するため毎年来日し、地元とも積極的に交流。米国の黒船祭でも中心的役割を担う。「日本で一番好き」と公言するほど下田に愛着を持っているという。

 【写説】完成した手作りの勲章を披露する児童たち=下田市の白浜小