定置網で捕獲されたヤマトシビレエイ(右)とギンザメ(左)=下田市三丁目の下田海中水族館

 下田市三丁目の下田海中水族館(坂本清嗣総支配人)は31日、希少な深海生物「ヤマトシビレエイ」「ニホンヤモリザメ」「ギンザメ」の展示を始めた。

 3種とも成体で、29、30日ごろに東伊豆町北川の定置網で1匹ずつ捕獲され、同水族館に運び込まれた。

 ヤマトシビレエイは北海道から九州まで広く分布し、浅海から深海700メートル前後まで生息するエイの一種。体から強力な電気を発する。展示している個体は体長約80センチで重さ7キロ前後。

 ニホンヤモリザメは体長約60センチで、推進250~800メートルに生息。頭部がヤモリに似ていることからこの名称がついた。ギンザメは体長約40センチでぎょろりとした目が特徴。「ゴーストフィッシュ」とも呼ばれ、今年2月にも数日間展示されていた。

 飼育課の藤井美帆さんは「3種ともめったに見ることができない生物なのでぜひ見に来てほしい」と話した。

 【写説】定置網で捕獲されたヤマトシビレエイ(右)とギンザメ(左)=下田市三丁目の下田海中水族館