大勢の観光客に囲まれながら網に掛かった魚を引き揚げる地元関係者ら=松崎町の石部海岸

 松崎町の石部海岸で2日、第32回石部温泉大地引き網まつり(石部区主催)が開かれた。浜辺に集まった大勢の観光客が、住民と協力して網を引き、アオリイカやタイ、アジ、イワシ、カワハギなど、掛かったたくさんの魚をみんなで分け合った。

 前日夕方に沖合に仕掛けた全長1200メートルの網を、二手に分かれた参加者が時間をかけながら協力して海岸に引き寄せた。事前にアオリイカの産卵床を仕掛けておくことで、今年も体長50センチ超(約3キロ)の大きなアオリイカが多く揚がった。大漁ぶりに、参加者から歓声が上がった。

 海岸では早速イカを刺し身にして振る舞い、潮汁やカツオ料理、海鮮バーベキューのサービスも人気だった。

 早朝に出発し、浜松市から幼い子ども2人と日帰りで訪れた看護師の女性(29)は「子どもが楽しんでくれたのが良かった。海で新鮮な魚が味わえるのもうれしい」と話した。

 【写説】大勢の観光客に囲まれながら網に掛かった魚を引き揚げる地元関係者ら=松崎町の石部海岸