約6年ぶりに8月3日から一般開放される大滝遊歩道=河津町梨本

 ■台風被害以来6年ぶり

 河津町は18日、梨本で一般観光客が通れなくなっていた大滝(おおだる)遊歩道を8月3日から開放する、と発表した。台風で遊歩道の一部が損壊し通行止めになって以来、約6年ぶり。河津七滝最大の名瀑(めいばく)である大滝を一般客も見られるようになる。河津七滝観光協会は当日、開通を祝い式典とイベントを催す。

 大滝遊歩道は展望台までの約200メートル。2011年9月の台風でのり面が崩れるなどした。地主で旅館「天城荘」を運営する「天城自然公園」と町が安全対策工事に向けた協議で理解し合えず、宿泊・露天風呂入浴客以外は閉め出される事態になった。15年11月までに交渉がまとまり、町が遊歩道のほか周辺のり面約3千平方メートルを買収、16年度から防災工事を行ってきた。総事業費は約5千万円。

 町は一般開放までに、老朽化した手すりを修繕、遊歩道の滑り止め対策も行う。開放時間は午前8時から午後6時(10月1日~5月31日は5時)。

 相馬宏行町長は「通行止めで大勢に迷惑を掛けた。大滝は大きな観光資源であり、ジオサイトとしても多くの人に見てもらいたい」。同協会の鈴木彰治会長は「待ちに待った開放。地元だけでなく町内全域に良い影響が出るよう期待している」と話した。

 開通式は午前9時から。鏡開きや女性シンガー・ソングライターyosuさんのライブ、投げ餅を行う。

 大滝は河津七滝の最下流に位置し高さ約30メートル、幅7メートル。玄武岩の柱状節理が美しい。

 【写説】約6年ぶりに8月3日から一般開放される大滝遊歩道=河津町梨本