製作したTシャツをPRするいけみさん(左)ら=下田市外ケ岡の道の駅・開国下田港

 ■芸術家ら地元の風景などデザイン

 下田市の有志団体「ナイスTシャツ!」(井田一久代表=吉佐美=)は、市内の芸術家らが地元の風景などをモチーフにデザインしたTシャツの販売を通して、下田の認知度向上と移住促進を図る取り組みを行っている。将来的には、デザインの依頼対象や販売活動の範囲を賀茂全域に拡大することを目指すという。

 同団体は「NPO法人伊豆の田舎暮らし夢支援センター」の事務局長を務める井田代表が、地元の芸術家を応援しつつ、移住者増加のきっかけづくりになることをしたいと今年5月に設立した。メンバーは吉佐美の水彩画家・いけみかなこさんら4人。井田代表は「下田は出発点。いずれは賀茂アーティスト・シリーズのような形でTシャツを広め、賀茂地区の地域振興につなげたい」と力を込めた。

 第1弾のTシャツはいけみさんがデザインした。下田港から沖に向かって進む遊覧船を印象的に描いたもの、ペリーロードを独特の柔らかいタッチで描写したものの2種類で、いずれもカラー。大きさは男性がXL、L、M、女性がL、Mで白とピンク色がある。7月上旬から、外ケ岡の道の駅・開国下田みなと内の「まるごと下田館」で1枚2700円(ピンクは3700円)で販売している。売上金はデザイン依頼料と材料費に充てる。

 いけみさんは「Tシャツを買った人が『ここは下田のどこなのかな』と興味を持ってくれるとうれしい」と話している。

 問い合わせはTシャツの販売が同館〈電0558(25)3500〉、デザインが井田代表〈携帯080(3409)1737〉へ。

 【写説】製作したTシャツをPRするいけみさん(左)ら=下田市外ケ岡の道の駅・開国下田港