ネパールでのボランティア体験を基に日頃の“心みがき”の大切さを訴える鈴木さん=仁科小

 西伊豆町立仁科小でこのほど、地元に住む元小学校教諭の鈴木婦美さん(89)によるボランティア講話が開かれた。1~6年生142人を前に、鈴木さんがネパールでボランティア活動にかかわった体験を分かりやすく紹介した。

 鈴木さんは退職後、ネパールで主にボランティアの教育環境整備に携わった。講話では電気や水道が整っていないスラムの子どもたちの様子をスライド写真で見せながら、「国が貧しく、子どもの死亡率が高い」と説明した。

 その上で、公立学校が非常に少なく、通えるのはごく限られた裕福な家庭だけという実態を挙げ、「日本の児童は恵まれていることをよく自覚し、常に感謝の気持ちを忘れずに、ボランティアの心を持って生活することが大切」と呼び掛けた。

 【写説】ネパールでのボランティア体験を基に日頃の“心みがき”の大切さを訴える鈴木さん=仁科小