遊歩道が6年ぶりに開通し一般観光客も見られるようになった大滝=河津町梨本

 ■観光協が通り初め

 河津町梨本の大滝(おおだる)遊歩道が3日、2011年9月の台風で損壊して以来約6年ぶりに開通した。一般観光客が河津七滝全てを見られるようになった。河津七滝観光協会(鈴木彰治会長)が開通式、通り初め、イベントを行い祝った。

 式は同遊歩道入り口横で開かれ、地元や町の関係者約20人が参列した。鈴木会長は「多くの尽力でこの日を迎えられた。未来の伊豆半島の観光振興につながる」と喜び、相馬宏行町長は「大滝は9ジオサイトの中で一番の見所。世界に名だたる観光地を目指す」とあいさつした。

 鏡開きの後、参加者は約230メートルの通り初めを行い、滝見台で七滝最大の名瀑(めいばく)である落差30メートル、幅7メートルの大滝に見入った。山梨県から家族旅行で来た小川勤さん(53)は「タイミングが合って良かった。これだけの落差があると迫力がある」と話した。

 女性シンガー・ソングライターyosuさんのライブ、投げ餅もあり、にぎわった。

 大滝遊歩道は、大雨でのり面が崩れるなどして通行止めとなった。地主で旅館「天城荘」運営会社「天城自然公園」と町が対策協議で理解し合えず、通行止めが続いていた。町が土地約2800平方メートルを買収、昨年度から防災工事などを施した。総事業費は約5120万円。

 開放時間は午前8時から午後6時(10月1日~5月31日は5時)。問い合わせは町観光協会〈電0558(32)0290〉へ。

 【写説】遊歩道が6年ぶりに開通し一般観光客も見られるようになった大滝=河津町梨本

 【写説】大滝遊歩道の通り初めを行う開通式参加者=河津町