マダイの稚魚を放流する伊豆漁協稲取支所関係者=東伊豆町の稲取漁港田町岸壁

 ■「釣っても放して」

 伊豆漁協稲取支所と東伊豆町、河津町、県漁業振興基金は3日、稲取漁港と河津の菖蒲沢港でマダイの稚魚計約1万6300匹を放流した。港内で育成するため、釣り人らに「釣っても放してほしい」と協力を呼び掛けている。

 資源育成のため毎年放流しており、漁獲安定化につながっているという。同支所によると、外敵のいる外海よりも成育環境が良い。県水産技術研究所伊豆分場の調査で、稚魚は1年ほど港内から出ず、成長するにつれ外海へ出て行くことが分かっている。

 稲取漁港では同支所関係者ら約20人が参加した。熱海市網代で中間育成された平均で長さ7・5センチ、重さ12・5グラムの稚魚1万匹を、水槽付きトラックからバケツリレーで手際良く放流した。稚魚はすぐに海中へと泳ぎ進んだ。

 【写説】マダイの稚魚を放流する伊豆漁協稲取支所関係者=東伊豆町の稲取漁港田町岸壁