文科相賞受賞の「樹静太古」をはじめ日本画の大作7点を紹介している企画展=松崎町大沢の旧依田邸

 ■「米蔵」をギャラリーに

 松崎町大沢にある築300年の県指定有形文化財・旧依田邸で4日、夏休み企画絵画展「日本画家・土田明美の世界」(NPO法人伊豆学研究会主催)が始まった。全国公募展で2007年に文部科学大臣賞、16年に内閣総理大臣賞を受賞している土田さん(71)=江奈=が手掛けた力作7点を紹介、訪れた人の関心を集めている。

 同施設を管理運営する同NPOは、これまで資料館として利用されていた邸内の「米蔵」を今後、オープンギャラリーとして活用する計画で、その第1弾として日本画展を企画した。

 西伊豆町の大沢里にある樹齢400年の柿の木を題材にした「樹静太古」、松崎町の石部の棚田を描いた「棚田春光」など、全国公募の新美展(新生美術会主催)受賞作をずらりと紹介している。

 展示期間は8日までと、11~20日(午前10時~午後3時)。土田さんは「日本古来からの描き方、材料を使った純粋な日本画に常にこだわっている。歴史ある旧依田邸と一緒に、ぜひ多くの人に見て、雰囲気を味わってほしい」と話している。

 【写説】文科相賞受賞の「樹静太古」をはじめ日本画の大作7点を紹介している企画展=松崎町大沢の旧依田邸