宮入の際に、神輿と道具が激しく押し合う「練り」を披露する男たち=下田市柿崎

 ■大旗、四半世紀ぶり新調

 下田市柿崎の住吉神社例大祭が4、5の両日、地域を挙げて開催された。5日の本祭りは神輿(みこし)巡行が行われ、各所で神輿と道具が激しく押し合う「練り」が披露された。

 海の安全や大漁などを願い、江戸時代から続く伝統の夏まつり。今年は道具の一つ「住吉大明神」の大旗を、およそ四半世紀ぶりに新調した。

 神輿は道具、太鼓台とともに地区内を巡行した。神輿を中央に、前方に大旗、薙刀(なぎなた)、鉾(ほこ)、サカキ、さい銭箱の5基の道具、後方に2台の太鼓台が続いた。午後から子ども神輿も加わった。

 祭りは日没後、神社前の砂浜での宮入行事で最高潮に達した。多くの住民が見守る中、神社に帰ろうとする神輿と、「まだ早い」とばかりに抵抗する道具の力強い押し合いが繰り広げられた。

 【写説】宮入の際に、神輿と道具が激しく押し合う「練り」を披露する男たち=下田市柿崎