クライマックスの浜降りで、海に入り雄たけびを上げる男たち=下田市須崎

 ■道具ぶつけ合い巡行

 下田市須崎地区で5、6の両日、津島神社の例大祭が繰り広げられた。本祭りの6日は、「エンヤー」「ヨイヨイ」と、神輿(みこし)や道具を担ぐ男たちの勇ましい掛け声が響き渡った。

 荒くれで名をはせるスサノオノミコトを祭神とし、気の荒い漁師町の祭典とあって、その勇壮さは伊豆随一だ。白装束に身を包んだ海の男たちは終日、道具を激しくぶつけ合いながら地区内を巡行し、日没時に浜降り会場の磯崎の浜に到着した。

 海にはすぐに入らず、ぶつけ合いの練りを繰り返すこと数十回。神輿も加わり、薙刀(なぎなた)や鉾(ほこ)など8基連なった道具に、「ドスン」と勢い良くぶつかった。

 頭の合図で一斉に海へ。肩まで漬かった男たちは、祭りの終えんを惜しむかのようにゆっくりと練り、時に雄たけびを上げた。浜には多くの住民が詰めかけ、拍手喝采を送った。

 【写説】クライマックスの浜降りで、海に入り雄たけびを上げる男たち=下田市須崎